少しの工夫で
美味しいお米が味わえます
お米は、日本人の主食ですよね?
昨今、食べなくなったといっても、日本人がもっとも多く食べる食材であることに変わりはありません。
自由に食を選べる時代だからこそ、毎日食べるお米は美味しくいただきたい!
お米はちゃんとした方法で炊き上げないと、本来の味を出す事ができません。
毎日あたり前のようにいただくお米の味を毎日おいしく味わう為に、ぜひ覚えて試してください。
水分と温度はお米の命
熱い夏の夜。
就寝前にお米を洗って、水を張ってそのまま炊飯器に入れタイマーをセット。
朝方タイマーが作動し、起床時間にはホッカホカのご飯ができている。
よくあるパターンですね。
しかし、これではお米の100%の味が堪能できないかもしれません。
それは何故か?原因はお米の浸水時間と外気温にあります。
お米を水に浸して長時間置いておくと、お米の芯まで水が浸水しすぎてしまいます。
それに輪をかけて外気温が高い場合、お米は炊飯器の中で煮えてしまいさらに浸水が進行してしまいます。
結果、炊き上がったお米は水分でベチャベチャになり、お米の100%の味が引き出せないことがあります。
本当に美味しいお米を食べたいなら、いつもより30分早起きしてお米を洗って、15分ほど水に浸して炊くことをお勧めいたします。
季節により、
水に浸す時間を変える
暑さ寒さで浸透する時間が変わるので、夏場は約15分~30分、冬は約30分~1時間、水に浸すのが目安です。
炊きあがったら充分に蒸らすことも忘れずに。
また、特に夏場はお米の保存を冷蔵庫で行うことをお勧めいたします。
さらに美味しさをお求めの方は、米びつ付の冷蔵庫も最近発売されているので、そちらをお買い求めください。おひつには炊き立てご飯を入れ、レンジで温めてお召し上がりいただくと、より一層美味しさを味わえます。
ご飯が炊きあがったら…
お米を炊きあげた時、熱の伝わり方が場所によって違うため、お釜の中のごはんの味も場所によって違ってきます。
全体がおいしくなるように、炊きあがったらよく混ぜましょう。